LEDライトの照度や角度を調整する美術照明家ら=26日、福井市の県立美術館

LEDライトの照度や角度を調整する美術照明家ら=26日、福井市の県立美術館

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仏風景画の変遷に光 福井県立美術館

福井新聞(2021年2月27日)

 バルビゾン派から印象派に至るまで、19世紀フランス風景画の変遷をたどる企画展「風景画のはじまり~コローから印象派へ」(福井新聞社共催)が2月27日、福井市の福井県立美術館で開幕する。格調高い色壁をしつらえた会場では26日、展示と照明の最終調整が行われ、開場準備を整えた。

 企画展では、仏ランス市にある名画の宝庫ランス美術館のコレクションを中心にえりすぐりの油彩画と版画計76点を紹介する。

 パリ近郊の森を淡い色彩で描いたコロー、大地の質感や季節感の表現にたけたバルビゾン派、水平線の位置を下げて空の青を大胆に描いたブーダン、波打つ水面を独自の手法でキャンバスに再現したモネやルノワールら印象派。歴史画や宗教画から主役の座を奪い取った近代風景画家の名作が会場を彩る。

 26日には、国内屈指の美術照明家と学芸員によって、名画の色合いを最大限に引き出すための照度や角度、展示位置の微調整が進められた。3月21日まで。一般1400円、高校生800円、小中学生500円。県立美術館=電話0776(25)0452。

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