高岡市福岡地域の旧家などが所蔵するひな人形を展示する「ふくおかひなまつり」が27日、同地域中心部で始まった。雅楽の館やミュゼ福岡カメラ館、まちづくり福岡工房「いっぷく処(どころ)」に華やかなひな人形80体が飾られている。3月3日まで。
まつりは、まちづくり会社「ウエルカム福岡」などでつくる実行委員会が主催し、12回目。今回は新型コロナウイルス感染防止のため、開場数を減らし、毎年開催しているお茶会やワークショップなども中止した。
雅楽の館では、昭和初期や大正期の人形、段飾りなどを展示している。家族と訪れた同市福岡町の河合妙子さんは「人形の顔にもそれぞれ特徴があっておもしろかった」と話した。
28日には、いっぷく処の前で地元名物の焼き菓子「つくりもん焼き」や、特産サツマイモのポタージュと焼き芋のテークアウト販売も実施する。
問い合わせは実行委事務局、電話0766(64)0009。