岩手県山田町産の殻付きカキを販売した「頒布会」=28日、山形村

岩手県山田町産の殻付きカキを販売した「頒布会」=28日、山形村

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被災地、カキで思いはせ 山形村などの有志、岩手産販売

信濃毎日新聞(2021年3月1日)

 山形村などの住民有志でつくる「東日本大震災『山形村からできる支援』を考える会」は28日、復興支援を続けている岩手県山田町で養殖された殻付きのカキを村内で販売する恒例の「頒布会」を開いた。11日で震災から10年。被災地に思いをはせてほしいと願い、訪れた人に新鮮なカキを手渡した。

 100人弱から予約を受け、カキ約3200個を販売。購入者は列を作り、バケツや鍋などを持参して受け取った。1個150円で、仕入れ分などを除いた収益の全額を義援金として山田町社会福祉協議会に寄付する。

 松本市の保育士毛賀沢宏子さんは、被災地支援を続ける仲間たちと共同で約270個を購入。例年は3月11日前後に東北を訪れるが、今年は新型コロナウイルスの影響で難しいといい「ここにいてできる支援をしたい」と話した。

 同会は、山形村社協が2011年に始めた復興支援ボランティアツアーで山田町を訪ねた参加者を中心に活動。村内で定期的に同町の物産を販売したり、復興状況を説明したりしてきた。代表の田村守康さん(61)は「カキが被災地から届いたこと、10年前に震災があったことに少しでも思いを巡らせてほしい」と話した。

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