3月末で閉店する立ち飲みバー「NOMOSSA(のもっさ)」=福井県福井市のJR福井駅

3月末で閉店する立ち飲みバー「NOMOSSA(のもっさ)」=福井県福井市のJR福井駅

福井県 福井・永平寺

JR福井駅地酒バー今月末閉店 県内の味発信

福井新聞(2021年3月4日)

 福井県福井市のJR福井駅のコンコースにある地酒の立ち飲みバー「NOMOSSA(のもっさ)」が北陸新幹線県内開業に向けた工事のため、3月末で店を閉じる。2018年に期間限定でオープンし、県外からの旅行客やビジネス客、仕事帰りの左党から人気を集めた。

 のもっさは、北陸新幹線の県内開業を見据え、福井の特産品の掘り起こしやイメージアップの一環として、JR西日本福井支店(当時)が企画した。福井国体を控えた2018年4月にオープンし、運営は酒類小売りの福井酒販(同市)が行っている。

 県酒造組合に加盟する30蔵元の日本酒や地ビールを、へしこや焼きうにといった地元のつまみなど約20種とともに楽しめる。駅のコンコースで地酒を楽しめる店舗があるのは全国的にも珍しいという。県外からの旅行客やビジネス客を中心に、仕事帰りの通勤客や同駅東口から出発する高速バスを利用する人にも人気を集めた。

 当初は、同年10月までの営業だったため、いったんは店を閉じた。しかし、客からの再開の熱い要望があったため、19年1月に店を再開した。

 福井酒販の水元義則社長(78)は「多いときには1日に100人を超える客が来た。店の全種類の地酒を飲んだ人もいる」と人気ぶりを話す。

 JR西日本福井営業支店の社員は「これだけの長い期間、コンコースに店を設置するのは初めてのこと。福井の地酒を多くの人に知ってもらえたのではないか」と話す。

 水元社長は「福井駅での営業は終了するが、新たな場所で福井の地酒を発信できる店をオープンできれば」と話している。

 定休日はない。営業時間は午後4~9時。

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