犀川に架かる桜橋で4日、ライトアップ用の照明の設営作業が始まった。犀川沿いでは金沢市が石伐(いしきり)坂(W坂)や新桜坂緑地にも照明を設置しており、川筋の夜の景観に磨きを掛ける。
桜橋では9日までに、欄干に線状の発光ダイオード(LED)照明16基を設置する。4日は施工事業者がLED照明を欄干に取り付ける作業を進めた。
まちなかのライトアップは、市夜間景観アクションプログラムに基づく取り組み。金沢市は桜橋や石伐坂、新桜坂緑地のほか、兼六園の広坂側石垣にも照明を取り付け、金沢市民や観光客が夜のそぞろ歩きを楽しめるようにする。新年度は成巽閣(せいそんかく)や白鳥路にも照明を設置する。