出演者の変更やプログラムを説明する実行委のメンバー=金沢市の石川県立音楽堂

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風と緑の楽都音楽祭 国内演奏家で充実の演目 北陸三県で140公演

北國新聞(2021年3月5日)

 「いしかわ・金沢 風と緑の楽都音楽祭2021」(北國新聞社特別協力)の実行委員会は4日、金沢市の石川県立音楽堂で記者会見し、4月28日~5月5日に開く今年の音楽祭について、国内オーケストラや演奏家を中心にしたプログラムで開催することを説明した。今月9日にチケット先行発売が始まる。
 今年は「南欧の風」をテーマにイタリア、スペイン、フランスの楽曲を届ける。県立音楽堂など北陸三県で約140公演を予定し、4月28日には北國新聞赤羽ホールでガラコンサート(前夜祭)を開く。
 5月3~5日の本公演は、海外のオーケストラや指揮者、ソリストが出演する予定だったが、来日は困難と判断し、国内演奏家でプログラムを固めた。イタリアのサレルノ・ヴェルディ歌劇場管弦楽団の代わりに兵庫芸術文化センター管弦楽団が出演し、小編成の東京オペラ・プロデュース合唱団とともにオペラ「カルメン」やイタリアの映画音楽を披露する。
 本公演はこのほか、指揮の秋山和慶さんや、昨年9~12月の「音楽祭・秋の陣」に出演したバイオリニストの木嶋真優さん、金沢市出身で「陸自の歌姫」こと、ソプラノ歌手の鶫(つぐみ)真衣さんらが加わる。
 新型コロナ対策として、例年、聴衆が密集する県立音楽堂正面や金沢駅鼓門での演奏はとりやめる。会場での飲食物販売は中止、ホールの客席数も減らし、検温、消毒を徹底する。
 フェスティバル・アドバイザーのフランソワーズ・モレシャンさんは「楽しいプログラムになる。文化的で深い背景を持つ南欧の音楽を感じ取ってほしい」と呼び掛けた。
 今月9日午前10時からウェブ限定でチケット先行発売が始まる。あわせて、楽都音楽祭ホームページで全日程のプログラムが発表される。一般発売は15日午前10時から、県立音楽堂窓口などで受け付ける。

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