珠玉の作品群をじっくりと吟味する来場者=金沢市の北國新聞交流ホール

珠玉の作品群をじっくりと吟味する来場者=金沢市の北國新聞交流ホール

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珠玉の逸品きらめく 石川県美文協秀作展開幕 北國新聞交流ホール

北國新聞(2021年3月6日)

 一般財団法人石川県美術文化協会の秀作展「王国の燦(きら)めき」(本社後援)は5日、金沢市の北國新聞交流ホールで始まった。工芸、日本画、洋画、彫刻、書、写真の各分野を牽引(けんいん)する同協会役員71人が計82点を寄せ、珠玉の逸品の数々を来場者が丹念に吟味した。展示作は入札方式で販売する。
 大樋陶冶斎(とうやさい)理事長(文化勲章受章者)はふくよかな姿の飴釉(あめゆう)茶わんを出品し、武腰敏昭副理事長(日本芸術院会員)は赤い実と昆虫を描いた無鉛釉薬の飾り皿を寄せた。
 沈金で菊をあしらったナツメや、献保梨(けんぽなし)で作った菓子盆など人間国宝各氏が手掛けた作品が目を引き、雄大な白山を描いた日本画なども会場を彩った。14日まで。入場は無料。

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