チャコを磨く参加者

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鬼滅で人気の「チャコ」ぴかぴかに

北日本新聞(2021年3月7日)

 魚津市村木地区に住むよつば小学校の児童と住民約40人が6日、村木公民館に保存されている蒸気機関車「チャコ」を清掃した。アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」に登場する機関車に似ていると人気が高まっている地域のシンボルを丁寧に磨いた。

 1923(大正12)年にドイツで製造されたチャコは市内での運行終了後、70年に村木小学校に寄贈された。以来、卒業を控えた6年生がチャコを磨くのは同校の恒例行事だったが、同校は2018年に閉校したため同公民館が清掃を企画している。昨年は新型コロナウイルスの影響で行わなかったため、清掃は2年ぶりとなった。今回は学年を問わずに児童を募り、6年生を含む10人がオイルを含ませたタオルで車輪やボディーなどを磨いた。

 チャコの前面には昨年秋から、映画の機関車をまねた「無限」マークが取り付けられており、市外から撮影に訪れる人も増えているという。映画を鑑賞したという小熊彩乃さん(3年)は「家の近くに珍しいものがあってすごい」と話した。

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