JR能美根上駅が九谷五彩をイメージした駅舎に改装され、14日にセレモニーが行われた。のみバスの新システム運用開始と新車導入も祝った。
駅はガラスや壁に緑、黄、紫などの円形シートを貼り付け、日光が差し込むと、色とりどりのスポットライトが現れるデザインに仕上げた。駅東口の「ステーションギャラリー」に九谷焼作家の力作が展示されたほか、「九谷ぬり絵コンテスト」のグランプリ作品も並んだ。
中央通路には市内5つの観光地を紹介するボードが掲示された。「のみバス」の新車がお披露目され、車内の混雑状況や位置情報を示す新システム「のみバスGO!」も紹介された。
井出敏朗市長があいさつし、居村清二議長が祝辞を述べ、関係者とくす玉を割った。のみバス新車両がJR能美根上駅を出発すると、市民らは旗を振って見送った。