鮮やかな花を咲かせた鉢が並ぶ「椿まつり」の会場=いのくち椿館

鮮やかな花を咲かせた鉢が並ぶ「椿まつり」の会場=いのくち椿館

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鮮やか150点咲き誇る 南砺いのくち椿まつり

北日本新聞(2021年3月19日)

 南砺市に春の訪れを告げる「南砺いのくち椿まつり」が18日、同市宮後(井口)のいのくち椿館で始まり、地元愛好家らが育てた鉢植え約120種150点や、国内では珍しい海外の原種などが来場者の目を楽しませている。昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止されており、2年ぶりの開催となった。22日まで。

 愛好家が出展した鉢植えコーナーには、赤やピンク、白など色とりどりの花が咲き誇る。入り口付近には樹齢40年、高さ約150センチで、太い幹と鮮やかな赤の花びらが目を引く品種「紅四海波(べにしかいなみ)」が飾られた。地元の小中学生が授業の一環で育てたツバキも並ぶ。

 原種の温室では、世界で250品種あるといわれる原種のうち、中国やベトナムが原産の110種類を紹介している。

 椿まつりは実行委員会(小林加津實委員長)が開催し、今年で31回目。開館時間は午前9時から午後4時。22日は午後3時まで。北日本新聞社共催。

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