茅野市の英国式庭園「蓼科高原バラクライングリッシュガーデン」は31日まで、「春の感謝祭~春を告げる小さな花々」と題し、来場者全員の入園料を無料にしている。19日の園内はスノードロップやスノーフレーク、キバナセツブンソウなど春の花々が咲いていた。
花は2月中旬ごろから咲き始め、現在は10種類ほどが楽しめる。今年は1月の積雪で地中の湿度が保たれ、花の咲き具合が例年よりも良好という。新型コロナウイルスの感染拡大が懸念される中、「温かい気持ちになってほしい」と入園料を無料にした庭園オーナーのケイ山田さんは「小さな花が咲き始めたので、楽しんでもらいたい」と大勢の来園を待っている。
20、21日は午前11時半から山田さんらによる有料の寄せ植えの講習会もある。問い合わせは同園(電話0266・77・2019)へ。