福井県福井市の国名勝、養浩館庭園で3月20、21日、ライトアップイベントがあり、地元児童らが作ったあんどんが、園内の木々や石塔を幻想的に照らした。
地元宝永地区のまちづくり委員会や自治会でつくる実行委員会を中心に開催。約300基のあんどんを園内の通路沿いに配置し、廃油を使ったろうそくに火をともした。約70台の投光器も使用した。
あんどんのイラストは、宝永小の児童や地区内の幼稚園の園児、進明中の生徒らが「ゆめ-新しい未来に-」などをテーマに手掛けた。「宇宙飛行士になりたい」「県大会出場」など、それぞれの夢が浮かび上がった。
自分のあんどんを見に来ていた児童は「普段と違う雰囲気で、想像していたよりきれいだった」と話していた。