東京や福岡で桜の満開が発表された22日、金沢市でも開花するソメイヨシノが目立ち始めた。同市広坂では街路樹のつぼみがほころび、薄ピンクの花の下を、卒業式を終えた学生らが晴れやかな表情で通り過ぎた。
金沢地方気象台によると、標準木に5、6輪の花が咲けば「開花」、8割以上が咲くと「満開」が発表される。金沢の標準木は22日時点で2輪咲いているという。
石川県内は22日、寒気や気圧の谷の影響を受け、雨が降ったりやんだりの天気となり、午後には晴れ間が広がるところもあった。日中の最高気温は金沢10・9度、輪島10・0度と、ほぼ平年並みだった。