下諏訪町は24日、商業施設「門前ひろば食祭館」近くの足湯前にあるデジタルサイネージ(電子看板)を更新した。98インチ(縦約1・2メートル、横約2・1メートル)の大画面で町のPR映像を流し、観光客らに足湯に入りながら見てもらう。映像は4月から流すという。
この場所にはこれまでも同じくらいの大きさの電子看板があったが、画面を区分する十字の線が入っていた。設置から約10年たって古くなったため、画面に線がなく、より高画質の4K液晶ディスプレーに切り替えた。
映像も業者に依頼して新たに制作。八島湿原や諏訪湖、御柱祭、お舟祭りなどを紹介する。新型コロナ対策を呼び掛けるシーンも。この日、電子看板を確認した宮坂徹町長は「観光客に足湯に漬かりながら映像を見て、次の目的地を探してほしい」と話した。