長野県 伊那路

どぶろく×イチゴ、甘酸っぱい出合い 伊那の酒造会社

信濃毎日新聞(2021年3月25日)

 酒造会社仙醸(伊那市高遠町)は、主力製品のどぶろくに、イチゴのピューレを加えたリキュール「どぶといちご」=写真=を期間限定で発売した。新型コロナウイルス感染拡大による「家飲み」需要の高まりを受けて商品化。アルコール度数を4%に抑え「食後のデザートとしても楽しめる」とPRしている。

 イチゴは全て栃木県産のとちおとめを使用。完熟したものを使っており「どぶろくの優しい甘みと、イチゴの酸味が感じられる味わい」(仙醸)という。香料や添加物は使わずに仕上げた。

 仙醸のどぶろくは2012年の発売以来、売れ行きが好調で、18年からはユズを加えた商品も展開している。営業部長の大槻裕司さん(37)は「イチゴの甘酸っぱさがある新感覚な味を食後に楽しんでほしい」と話している。

 価格は600ミリリットル瓶で1650円(税込み)。上伊那地域を中心に全国の酒販店などで販売する予定。販売を希望する酒販店の発注は5月10日分まで受け付ける。

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