復興に感謝し、手を合わせる住民=輪島市門前町の堀端交流広場

復興に感謝し、手を合わせる住民=輪島市門前町の堀端交流広場

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能登半島地震 門前ようやく元通り

北國新聞(2021年3月26日)

 能登半島地震の発生から14年となった25日、輪島市門前町の曹洞宗大本山總持寺祖院近くの広場で式典「3・25の灯(ともしび)」が行われた。「ようやく門前も元通りや」。心のよりどころとする總持寺祖院の修復工事が昨年12月に終わり、初めて迎えた節目に住民は地震からの「完全復興」を感じた。
 堀端交流広場に立つ「復興感謝之碑」前には住民ら約50人が集まり、地震発生時刻の午前9時41分に合わせて1分間黙とうした。鈴木永一監院(えいいつかんにん)老師ら總持寺祖院の僧侶による読経の中、焼香し、手を合わせた。
 地震では国登録有形文化財17棟をはじめ、ほぼ全ての建造物が損傷し、境内の風景は一変した。鈴木監院老師は、昨年12月に修復工事を無事終えたことは「奇跡に近い」とし、地元や全国からの支援に感謝した。中島節子さん(86)=門前町門前=は「元通りになって本当に良かった。もうあんな恐ろしい目に遭いたくない」と話した。
 地震では最大震度6強を観測した輪島市内で1人が犠牲となり、石川県内で338人が重軽傷を負った。住宅は686棟が全壊、1740棟が半壊した。

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