北陸新幹線県内開業に向け、福井県あわら市は6年ぶりに新しい観光ポスターを作った。あわら温泉や金津創作の森などのワンシーンを切り抜き、幸福感をアピールしている。
誘客宣伝や観光商談会で活用するために制作。「ひと幸(さち)あわら」をテーマに、市にゆかりのあるプロカメラマンが撮影した。
ポスターは通年と秋、冬版があり、あわら温泉、旅館女将、越前がに、金津創作の森、干し柿、吉崎御坊跡の6種類を用意。風景だけでなく人物も取り入れた。新年度に春、夏版も作る。
温泉を題材にしたポスターには「おふろと、ごはんと、笑い声、大切なことに気づく幸せ」とキャッチコピーを添えるなど、観光客が幸せを感じられる一文が添えられている。
現在、市役所1階ロビーと温泉施設「セントピアあわら」で展示しており、その後、県内外の公共施設や道の駅、旅行会社などに掲示していく。
佐々木康男市長は「新幹線開業に向けた誘客拡大、魅力発信のため効果的に使っていく。見た人があわらに行きたいと思ってもらえれば」と期待している。