天龍村の村観光施設「龍泉閣」は4月1日から、村内の中部電力平岡ダムを模した「ダムカレー」を施設内のレストランで販売する。ダム周辺の新緑や紅葉をイメージして野菜をふんだんに使い、彩り豊かでヘルシーだ。
ライスでダム、ルーでダム湖を表現。ブロッコリー、ナス、竜をかたどったニンジンや、スクランブルエッグ、イノシシの肉などを添えた。料理長の大屋敷和彦さん(52)は「ダムをより正確に表現するため、ライスの形の改良を検討する」とする。
平岡ダムは総貯水容量約4200万立方メートルで、中部電力が運用する水力発電用ダムとしては県内最大。25日に施設で開いた試食会で、永嶺誠一村長は「多くの人に村を訪れてもらうきっかけにしたい」と話した。
1日5食限定だが、事前予約があれば5食を超えても提供する。1食税込み1500円。平岡ダムを紹介する中部電力製作の「ダムカード」を提示すると100円引きになる。カードは平岡ダムの写真を撮るなどすると龍泉閣で無料でもらえる。
問い合わせは龍泉閣(電話0260・32・1088)へ。