高岡市の高岡古城公園の濠(ほり)を巡る遊覧船「利長号」と「利常号」が27日、運航を始めた。初日はボーイスカウト高岡第11団のメンバーら34人が招待され、船からの眺めを満喫した。
高岡商工会議所が観光振興などのため毎年運航。「池の端」の乗船場を出発し、二の丸近くで折り返す約1・5キロを約25分で巡る。
出発式で同商議所の西田隆文専務理事があいさつし、児童らが4グループに分かれて乗船。開花して間もない桜や生き物などを眺めた。三納一君(木津小1年)は「水面の模様を見るのが楽しかった」と話した。
本年度の春は5月5日まで運航し、4月19~23日は運休。秋は11月6~28日に運航する。午前10時~午後4時。中学生以上700円、小学生以下200円で、3歳未満は無料。問い合わせは同商議所遊覧船係、電話0766(23)5002(平日午前8時半~午後5時)。