公開された安楽寺の大日如来坐像を見る参拝者

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如来像、別所線全線開通に合わせ特別公開

信濃毎日新聞(2021年3月29日)

 上田市の国宝安楽寺八角三重塔(別所温泉)と重要文化財信濃国分寺三重塔(国分)で28日、それぞれの塔に安置されている「大日如来坐像(ざぞう)」が特別公開された。2019年の台風19号で被災した上田電鉄別所線が同日、全線開通したのに合わせて市日本遺産推進協議会が企画し、両寺が協力。訪れた人たちは新型コロナウイルス感染防止のため、距離を保ちながら列を作った。

 安楽寺の大日如来坐像を見学した地元の主婦清川光代さん(78)は「初めて見ることができてうれしい。優しいお顔が素晴らしい」。通常は一般公開しておらず、若林恭英住職(69)は「大切な宝と認識してもらい、後の世に伝えたい」と話していた。

 信濃国分寺では、塔内部に参拝客が入り写真撮影。同市住吉の主婦瀬上たか子さん(71)は「間近で愛らしい表情が見られた」と笑顔だった。友人と全線開通した別所線に乗り、沿線の人が列車に手を振る姿を見たといい「応援している人を見て感激した。上田電鉄の復活に力をもらった」と話していた。

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