水揚げされた淡いピンク色のシロエビ=1日午前7時40分ごろ、新湊漁港

水揚げされた淡いピンク色のシロエビ=1日午前7時40分ごろ、新湊漁港

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「富山湾の宝石」解禁 シロエビ漁 初日少なめ

北日本新聞(2021年4月2日)

 シロエビ漁解禁に合わせ、射水市の新湊漁港と富山市の岩瀬漁港から1日早朝、漁船が漁に出た。新湊沖では漁場の潮の流れが速く、水揚げは1隻の28キロだけ。岩瀬沖で操業した6隻は計約800キロを捕った。どちらも昨年に比べると少ないスタートとなり、漁業関係者は「今後に期待したい」と話した。

 潮の流れが速いとシロエビを捕る網が破れる恐れがあるため、新湊漁港を出た漁船4隻のうち3隻が漁を諦めた。残る1隻が水深200~300メートルの漁場で捕ったシロエビは、体長6~7センチと例年並みの良いサイズ。栄勢丸の縄井恒船主は「これからたくさん捕れるだろう」と期待を込めた。

 新湊漁協などによると、例年の初日の水揚げは2~3トン。ご祝儀相揚と不漁が重なり、この日の浜値は初日の平均の4倍となった。

 とやま市漁協によると、岩瀬漁港に水揚げされたシロエビは、例年の初日よりもやや少なかったがサイズは上々。昨季は新型コロナウイルスの影響でシロエビの需要が落ち込んだだけに、道井秀樹組合長は「消費の冷え込みが回復するよう願っている」と話した。

 漁の最盛期は6~7月で、11月末まで続く。

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