山車に取り付けられた車輪。ぴかぴかに輝いている

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木舟町の車輪美しく 高岡御車山、修理完了

北日本新聞(2021年4月3日)

 高岡御車山祭(みくるまやままつり)の木舟町御車山の車輪修理が終わり、2日、高岡市末広町にある収蔵庫に収められた。木舟町の山車(やま)は5月1日、高岡御車山会館で組み立て作業を公開する。

 町内の関係者が見守る中、修理を担当した高岡地域文化財等修理協会(中村喜久雄会長)のメンバーが、直径166センチの車輪四つを車軸に取り付けた。町内会長の中村克己さん(70)=高岡御車山保存会理事=は「飾り金具の汚れが取れたり、赤みがかった黒の漆工が美しくよみがえったりして、満足している」、前町内会長の志甫和彦さん(82)=同=は「来年巡行できればいい」と話した。

 車輪の修理事業は同市が主体となり、2006年からそれぞれの山車で進められている。木舟町は19、20年度に約1100万円をかけ、木工と漆工の修理や飾り金具の修理・洗浄などを行った。

 5月1日の組み立ての作業公開は、2年連続で中止が決まった高岡御車山祭の代替事業として実施する。

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