あいの風とやま鉄道は3日、自転車を中に持ち込める「サイクルトレイン」の試乗会を開いた。17日からの定期運行を前に、参加者は自転車と一緒に乗車し、手軽な湾岸サイクリングを楽しんだ。
東富山駅を午前9時26分に出発し、滑川駅からも乗車できる。泊駅で折り返し、入善駅か終点の黒部駅で降りる。2両編成で、自転車を固定するラックを設けた。同社によると、サイクルトレインの定期運行は県内で初めて。
試乗会には県や県サイクリング協会などの12人が参加。東富山駅で自転車を持ち込み、ラックに固定して出発した。
4、5、8~10月は毎週土日曜、6、7、11月は第2、4土日曜に一日1本運行する。11月14日まで計50本を予定。ホームページから事前予約が必要で、定員は20人。利用料金は千円。富山湾岸サイクリングコース沿線の店など10カ所で切符を提示するとサービスが受けられる。
問い合わせは同社、電話076(444)1300。