「鏝絵と下条川千本桜まつり」に合わせて出店した旧北陸道こすぎ商店街の共同店舗

「鏝絵と下条川千本桜まつり」に合わせて出店した旧北陸道こすぎ商店街の共同店舗

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来て!見て!旧北陸道 6月・小杉駅北に新商店街

北日本新聞(2021年4月6日)

 あいの風とやま鉄道小杉駅北側に並ぶ射水市戸破、三ケ(いずれも小杉地域)の商店が6月をめどに、新たな組織「旧北陸道こすぎ商店街」を結成する。地域活性化に向け既存の商店街の枠を超えて連携し、相乗効果を上げることが狙い。既にホームページを開設して店の情報や観光コースを紹介。店主が知識や技を来店者に紹介する「まちゼミ」やスタンプラリーなどを開き、利用客の回遊性を高める。

 戸破、三ケの旧北陸道に並ぶ商店は100年以上続く老舗が多く、伝統の職人技で食品や家具などを提供している。旧小杉町出身の鏝(こて)絵の名工、竹内源造(1886~1942年)の記念館や市小杉展示館などが近くにあり、次世代に引き継ぐため、全国商店街支援センター、県、市、市商工会の支援を受け、関係者が約半年間議論してきた。

 現在、12店が新組織に入る予定で、スタンプラリーなどのイベント参加も含めると19店。「来て!見て!楽しんで!人をつなぐ小杉・旧北陸道」をキャッチフレーズに活動し、手始めに19店を紹介するホームページやマップを作った。

 検討している連携企画は、永森家具とこにしビューティクスによる「スワロフスキーを使用した木工アートづくり」、二俣屋と片口屋、島種苗店による「手作りスイーツとフラワーアレンジメント」、城石精肉店と清水食品ストアー、片口屋、割烹田舎による「日本初の鰤醤・鰤味噌を使った鶏すき鍋をつくって食す」などがある。

 下条川周辺で11日まで開かれている「鏝絵と下条川千本桜まつり」では履き物や書店、酒店などが同じテントで共同店舗を出店。次回は10、11日に出す。

 新組織結成の準備を進めてきた片口屋の片口敏昭社長は「新型コロナウイルス禍で生き残るため議論を始めた。各店の歴史と技をアピールしていきたい」と話した。

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