ご神体を載せて運ぶ「鳳輦」をはらい清める水野宮司

ご神体を載せて運ぶ「鳳輦」をはらい清める水野宮司

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戸隠神社式年大祭 ご神体載せる「鳳輦」披露

信濃毎日新聞(2021年4月8日)

 長野市戸隠の戸隠神社で7日、7年目に1度開く「式年大祭」が25日から始まるのを前に、新たに制作した輿(こし)「鳳輦(ほうれん)」などが披露された。上部の「鳳凰(ほうおう)」の像を名産のソバの花をくわえるデザインにするなど、戸隠らしさをあしらい「数百年受け継がれるように」との思いを反映させた。新しく制作した「奥社神輿(みこし)」と共に令和初の式年大祭を担う。

 鳳輦は、同神社宝光社のご神体を載せて中社まで運ぶ5月9日の「渡御(とぎょ)の儀」と、ご神体を宝光社に戻す同23日の「還御(かんぎょ)の儀」で使う。奥社神輿は同15日に中社と宝光社のご神体を奥社まで運ぶのに用いられる。

 鳳輦は高さ2メートル、全長5メートルほどで、木曽ヒノキを主材料にした。奥社神輿は高さ1メートル、全長3メートルほど。奥社にはこれまで木箱にご神体を入れて向かっていたが、ご神体にふさわしくしたいと新調した。

 この日は、設計や制作に携わった約20人が宝光社に集合。水野邦樹宮司が祝詞を上げ、鳳輦や奥社神輿をはらい清めた。水野宮司は「心を込めてもらい素晴らしい物が完成した。数百年後には国宝になるほどの価値がある。大切にしていきたい」と話した。

 式年大祭は、4月25日から5月25日まで開く。

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