加賀野菜「加賀太きゅうり」の収穫が7日始まり、初日は金沢市下安原町のJA金沢市砂丘地集出荷場から約900キロが市中央卸売市場に運ばれた。加賀太きゅうり部会によると、今年は天候に恵まれ、出来は上々で、例年よりも2日早い初出荷となった。
加賀太きゅうりは分厚い果肉と軟らかい食感が特長で、今年は農家13軒が栽培する。収穫は4月下旬にピークを迎え、11月上旬までに例年並みとなる約450トンの出荷を見込む。
7日は生産者10人が打木町のビニールハウスなどで収穫した。県内のスーパーには8日午後から並ぶ。中林圭吾部会長(39)は「多くの県民に新鮮なキュウリを食べてほしい」と話した。