すしの食品サンプルを使った作品。すしは列車に、皿は駅になった

すしの食品サンプルを使った作品。すしは列車に、皿は駅になった

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ミニチュアの模型 身近な物使って

信濃毎日新聞(2021年4月11日)

 身近な物を使って街や風景のミニチュア模型を作る田中達也さん(39)=鹿児島市=の個展「MINIATURELIFE(ミニチュアライフ)展」が10日、長野市の水野美術館で始まった。電源コンセントをポストに見立てたり、輝く天の川を砂糖で表現したりと、物をさまざまな視点で捉え直した作品やその写真など150点余が並ぶ。5月30日まで。

 温泉に入る猿「スノーモンキー」は、砂糖をまぶしたドーナツの穴に猿の模型を入れて表現した。この日に来館した田中さんは、100円ショップやホームセンターは「ネタの宝庫」と話し、「ネタ不足は心配していません」と今後の活動に意欲を見せていた。

 午前9時半~午後5時半。5月3日を除く月曜休館。同月6日は休館。入館料は一般1200円、中高生700円、小学生400円。問い合わせは同館(電話026・229・6333)へ。

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