茶人の名言やゆかりの茶道具を紹介する企画展=福井県福井市愛宕坂茶道美術館

茶人の名言やゆかりの茶道具を紹介する企画展=福井県福井市愛宕坂茶道美術館

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茶人に学ぶ、おもてなし 千利休ら名言紹介

福井新聞(2021年4月15日)

 千利休ら茶道を究めた茶人たちの名言を紹介する企画展「茶人のお言葉」が、福井県の福井市愛宕坂茶道美術館で開かれている。おもてなしや気遣いの心を表す13の言葉と、ゆかりの茶道具や掛け軸など22点が並ぶ。5月12日まで。

 安土桃山~江戸前期に掛けて活躍した、古田織部や小堀遠州ら茶人9人の言葉を紹介。千利休が残した「利休七則」では、「茶は服のよきように点(た)て」「降らぬとも傘の用意」などと、客人をもてなす心構えを説いている。

 千利休の師に当たり、わび茶を発展させた武野紹鴎(たけのじょうおう)は「其道(そのみち)に至らんと思ふ心こそ我身(わがみ)ながらの師匠なりけり」と、決意こそ自らの先生だと伝えている。同館の高島礼学芸員は「人間関係などで普段の生活に生かせるヒントがたくさんある。茶人のおもてなしの心を感じてほしい」と話している。

 会期中無休で、午前9時~午後5時15分。観覧料100円。中学生以下や70歳以上、障害者手帳を持つ人は無料。問い合わせは同館=電話0776(33)3933。

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