魚津水族館が5年ぶりに確認したユウレイイカ

魚津水族館が5年ぶりに確認したユウレイイカ

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謎の光るユウレイイカ捕獲 伏木沖、魚津水族館で展示

北日本新聞(2021年4月17日)

 腕などに多数の発光器を備える「ユウレイイカ」が16日、高岡市伏木沖の定置網にかかり、魚津市の魚津水族館に運ばれた。同館による確認は5年ぶりで、1999年以降では6例目。既に死んでおり、同館で17、18の両日に展示する。

 主に太平洋側の水深200~500メートルに生息するとされるが、生態は不明な点が多い。軟らかい体で漂う姿が名の由来とされる。

 沖合2キロの水深50メートルに張られた定置網で捕獲された。腕を含む全長は約80センチで体重は447グラム。

 目の周りや最も太い腕などに計200個以上の発光器がある。飼育員の草間啓さんは「ホタルイカ以外にも発光するイカがいることを知ってほしい」と話した。

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