再開したホロッサで化石を発掘する親子。奥はこの日お目見えした恐竜モニュメント=4月17日、福井県大野市角野

再開したホロッサで化石を発掘する親子。奥はこの日お目見えした恐竜モニュメント=4月17日、福井県大野市角野

福井県 勝山・大野 その他

化石見つけた! 発掘体験センターが再開 福井県大野市、ティラノモニュメントも

福井新聞(2021年4月18日)

 「恐竜の日」の4月17日、福井県大野市角野の市化石発掘体験センター「HOROSSA!(ホロッサ)」が、冬季休業を終えて再開した。訪れた親子連れらは早速、たがねとハンマーを手に発掘体験を楽しんでいた。

 2017年に開業したホロッサは、中部縦貫自動車道の工事で排出された岩石など、市内の幅広い年代の地層の岩石から化石探しが楽しめる施設。「白亜紀の海辺」や「デボン紀の海」など四つのエリアがあり、発見した化石は二つまで持ち帰ることができる。

 11月末まで通常営業。12月~3月末は10人以上の団体や教育関係の利用のみ受け付ける冬季営業となる。

 営業再開に合わせて同日、ティラノサウルスのモニュメントがお目見えした。体長約7メートル、高さ約3メートルで、目や口、尾などが動き、うなり声を上げる。ホロッサを管理運営する豊実精工が設置。当面はホロッサ正面で来場者を迎える。

 この日訪れた子どもたちは、恐竜モニュメントに見入ったり、真剣な表情でハンマーを動かしたりして恐竜の日を満喫していた。松浦天海君(6)は「石を選ぶのが楽しかった。葉っぱと貝殻の化石が見つかった」と話していた。

えきねっと びゅう国内ツアー

勝山・大野 ニュース