諏訪地方で撮影した公開中の映画「砕け散るところを見せてあげる」を応援しようと、諏訪市の多国籍料理店「ガドガド」が「砕け散るバーガー」を販売している。高さ12センチのボリュームで形を保ちながら食べるのは難しく、「形が砕け散っていく人が多い」(同店)巨大バーガーとなっている。
2018年に撮影された映画は俳優の中川大志さんと石井杏奈さんが主演。サスペンスの要素が強い10代の淡い恋物語で、予測不能なストーリーが展開される。
ガドガドもハンバーガーを売る店として映画に登場する。劇中の「ハワイアンバーガー」をイメージし、150グラムの大きなハンバーグやパイナップル、トマトを入れ、「UFO」と名付けた目玉焼きや大量の赤い「ブラッドサルサソース」を添えて劇中シーンを暗示しているという。
価格は「利益度外視」の500円。店主の田中実さん(47)は「映画を見たら意味が分かる。見る前にも後にも食べに来て楽しんでほしい」と話した。月曜定休。容器代を50円追加すればテークアウトもできる。