氷見まちづくりが開発した3色のかぶらずしと瓶に入った「発酵氷見とろごはんの素」。1日から試験販売が始まった

氷見まちづくりが開発した3色のかぶらずしと瓶に入った「発酵氷見とろごはんの素」。1日から試験販売が始まった

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氷見の食お裾分け まちづくりがPB、番屋街で試験販売

北日本新聞(2021年5月2日)

 氷見市北大町の観光施設ひみ番屋街を運営する第三セクター、氷見まちづくり(船場健治社長)は食品中心のプライベートブランド(PB)「ageccha(あげっちゃ)」を立ち上げる。富山弁の「あげる」を意味し、豊かな氷見の食文化のお裾分けをイメージした。第1弾としてサラダ感覚で食べられるかぶらずしと氷見特産の海藻ナガラモを生かした「氷見とろごはんの素(もと)」を開発し、1日から番屋街で試験販売を始めた。5日まで行い、客の声を生かして商品の完成度を高める。今後も幅広く開発を進め、将来的には6次産業化を視野に、雇用創出を含めた地域活性化につなげたい考え。 (高橋幸博)

 氷見まちづくりは2011年5月に設立し、ひみ番屋街と、隣接する温浴施設「総湯」を運営している。最近は新型コロナウイルスの影響で来場者が減っているものの、年間120万人が訪れるまでになり、当初から目指していた6次産業化へ踏み出す一歩としてPBを立ち上げる。既に商標登録を申請している。

 昨年6月に専任の担当者を置き、商品開発に着手。伝統的なかぶらずしと氷見産のナガラモに着目した。

 かぶらずしは自家製の塩こうじとサーモンを使い、通年生産する。軽くこうじ漬けしたレタスと紫キャベツを載せて彩りを添え、通常の白いものと3色セットで「発酵かぶらずし」とした。サラダ感覚で食べられる。

 ナガラモは湯通しして細かく刻み、塩こうじとだしで味を調えた。とろろやイクラと3層になるよう瓶詰めし、ごはんにかけて食べてもらう。「発酵氷見とろごはんの素」と名付けた。

 試験販売は施設内で地場産野菜などを扱う「みのりの番屋」で行い、毎日、かぶらずしのセット(1200円)を30~50個、氷見とろごはんの素(100グラム入り860円)を10個用意する。担当した指崎(さっさき)睦美さんは「家族みんなで食べてもらいたい。意見を聴かせてもらい、完成度を高めていく」と話している。

 問い合わせは氷見まちづくり、電話0766(72)3400。

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