試作会で冷凍保存した山菜を手にする住民

試作会で冷凍保存した山菜を手にする住民

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古里の山菜届けます 利賀有志、冷凍保存で夏に販売

北日本新聞(2021年5月3日)

 南砺市利賀地域の住民有志が、地元で採れた山菜を冷凍保存し、県外在住の出身者らに贈る取り組みを始めた。新型コロナウイルスの影響で帰省できない出身者から、山菜の注文が増えているため企画した。利賀の特産品を詰め合わせたギフトセットにして夏に販売し、新鮮な故郷の味を届ける。

 利賀地域では、市商工会利賀村事務所が山菜の詰め合わせを昨春に販売して以来、出身者から山菜の注文が相次ぐようになった。生鮮食品向けの宅配便で送っていたが、より鮮度が高く、長持ちするよう真空パックにして冷凍保存することにした。

 高齢化で山菜を調理できる人が少なくなる中、手軽に食べてもらうことで、地元の食文化に関心を持ってもらう狙いもある。

 4月30日に村内の加工施設で試作会があり、同事務所職員や民宿経営者ら5人がススタケやウドなど8種類の山菜を袋詰めし、氷点下45度の冷凍庫で瞬間冷凍した。夏までに100袋を作り、試食会を開くなどして商品化につなげる。民宿「茂兵衛」(同市利賀村長崎)の女将、齊籐一美さん(74)は「若い人たちに新鮮な山菜を味わってほしい」と話してい

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