重機やロープで「モッコ」(左)を操るスタッフら=4月23日、高森町出原

重機やロープで「モッコ」(左)を操るスタッフら=4月23日、高森町出原

長野県 祭り・催し

旅立つ「モッコ」 みんなで激励

信濃毎日新聞(2021年5月9日)

 高森町などは10日、町内で制作された高さ約10メートルの人形「モッコ」が東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島県を15日から巡回公演するのを前に、高森中学校グラウンドで「壮行会」を開く。10、11日は重機などを使って人形を操る操演練習も見学できる。

 巡回は東京五輪・パラリンピック公式文化プログラムの一環。モッコは立体デザインを手掛けた人形劇作家、沢則行さんの指揮の下、町内のボランティア約100人が携わって2019年から約1年かけて制作。4月から町内で操演練習を重ね、今月13日に岩手県に向けて出発する。

 沢さんのあいさつや、ドローンを使ったモッコとの記念撮影がある壮行会は午後1時35分から。町役場や同中学校に駐車できる。操演練習は10、11日の午前10時~正午、午後1時(10日は壮行会終了後)~4時に見学できる。

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