新潟県胎内市熱田坂の山の駅胎内高原ビール園が、地域産品を使ったスイーツで地域のにぎわい創出につなげようと、バウムクーヘン「プレミアムＴＡＩＮＡＩばうむ」を販売している。

　同園は、ロイヤル胎内パークホテルや胎内スキー場に近く、観光客が多く訪れることから、地ビールのほかにも胎内の新たな特産品としてバウムクーヘンを売り出そうと企画した。

　バウムクーヘンは市内の米粉を使い、優しい甘さとしっとりとした食感が特徴だ。ホールサイズの「プレミアムＴＡＩＮＡＩばうむ」（１４９０円）と個包装の「プレミアムＴＡＩＮＡＩみにばうむ」（３０２円）の２種類を販売している。

　同園を運営する新潟ビール醸造の須貝貴之社長は「お米の風味が感じられる胎内市の新たなスイーツを味わってほしい」と話した。

　特産品スイーツの第２弾として、フィナンシェやクッキーなどの焼き菓子や、ビールを使ったチョコレートなどの商品化も企画している。

　バウムクーヘンは中条駅売店などでも取り扱う。今後、オンライン販売も予定している。問い合わせは同園、０２５４（４８）２０２０。