シアターコクーン(東京)の舞台セット上からオンラインで意気込みを語った(右から)串田さん、中村勘九郎さん、七之助さん、尾上さん(c)松竹

シアターコクーン(東京)の舞台セット上からオンラインで意気込みを語った(右から)串田さん、中村勘九郎さん、七之助さん、尾上さん(c)松竹

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3年ぶり、まつもと大歌舞伎へ 勘九郎さん・串田さんら会見

信濃毎日新聞(2021年5月12日)

 松本市のまつもと市民芸術館で6月17~22日に開く「信州・まつもと大歌舞伎」の公演を前に、主役を務める歌舞伎俳優中村勘九郎さん、中村七之助さん、尾上松也さん、演出・美術を担当する同館総監督の串田和美さんが11日、オンラインで記者会見した。新型コロナ下でも公演が実現する見通しが付いたことに「とてもほっとしている」とし、3年ぶりとなる大歌舞伎に懸ける思いを語った。

 7回目の今回の演目は初回と同じ「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」。義理堅く人情に厚い魚売りの団七が恩人の息子らを助けるため、義父を殺してしまうという粗筋。5年ぶりの出演となる勘九郎さんが団七、七之助さんが団七の妻お梶、尾上さんが団七の義兄弟・徳兵衛とその妻お辰の二役を演じる。

 4人は12日に先行上演が始まるシアターコクーン(東京)の舞台セット上で会見に臨んだ。串田さんは新型コロナ下でも「大好きな芝居が久しぶりに幕を開ける。とてもほっとしていると同時に喜びが湧き上がっている」と笑顔を見せた。

 勘九郎さんは「義理人情が薄まっている時代に、はっと思わせる作品」と本作の魅力を紹介。「(コロナ下の)苦しい日常を少しでも忘れられるような空間、肉体の芸術を届けるのが私たちの使命」と力を込めた。七之助さんは本作の音楽について「人間の魂の震えのようなものがある。これを聞くだけで元気になる」と語った。

 松本での公演について七之助さんは「松本の皆さんが大好き。お世話になっている恩返しとして一生懸命演じる」。尾上さんも「コクーンでの熱量を忘れることなく届けられるよう、しっかり準備をして松本に向かいます」と意気込んでいた。

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