安田さん(右)の作品解説に耳を傾ける来場者=小松市のサイエンスヒルズこまつ

安田さん(右)の作品解説に耳を傾ける来場者=小松市のサイエンスヒルズこまつ

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小松美術展 地元出品作家が作品解説

北國新聞(2021年5月17日)

 小松美術作家協会創立60周年を記念し、小松市のサイエンスヒルズこまつで開催中の第60回記念小松美術展「こまつの美」(同協会、北國新聞社主催)は16日、4部門で出品作家による作品解説が行われた。足を運んだ愛好者は地元作家が織り成す美の世界に浸り、創作の情熱を感じ取った。
 日本画、彫刻、写真、洋画の解説が行われた。洋画では協会副理事長の安田淳さんがマイクを握り、展示作品の見どころを紹介。作家が主題とするモチーフを描く際に、色味や構成など工夫して表現している点を伝えた。
 会場には洋画と工芸、書、日本画、写真、彫刻の6部門94点が飾られている。物故者展には8点が寄せられ、小松市立高芸術コース卒業生の力作15点も展示。会員が善意で小品を中心に寄せた入札展も同時開催されている。
 会期は18日までで、入場料は一般500円、高校生以下は無料となる。

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