「馬肉を愛する日」の記念日登録証を受け取る下平社長(右)

「馬肉を愛する日」の記念日登録証を受け取る下平社長(右)

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8月29日は「馬肉を愛する日」 飯島の会社「日本中の食文化に」

信濃毎日新聞(2021年5月19日)

 飯島町の馬肉加工販売「若丸」は18日、馬肉の語呂合わせで8月29日を「馬肉を愛する日」に制定したと発表した。健康志向などで高タンパク、低脂質の馬肉への関心が高まっているとして日本記念日協会(佐久市)に申請し、この日付で登録された。伊那谷の馬肉文化を広めていくきっかけにする。

 同社は馬刺しや馬肉の薫製をインターネットなどで販売している。冷凍技術の進歩で全国に流通するようになり、近年の健康志向で老若男女に親しまれるようになったという。新型コロナウイルスの影響で昨年は飲食店向けの売り上げは8割減だったが、個人向けは5割増で確実にニーズは高まっているという。

 本社で同協会から記念日登録証を受け取った下平泰司社長(40)は「伊那谷の伝統的な馬肉文化を日本中の食文化にしたい。記念日に向けてPRの企画を考える」と話した。同協会によると、2千件以上登録のある記念日の中で馬肉関連は初めて。

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