明治期に建てられた蔵を改装した玉井フルーツ店の新店舗

明治期に建てられた蔵を改装した玉井フルーツ店の新店舗

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明治期の蔵を新店舗に 上田の玉井フルーツ店

信濃毎日新聞(2021年5月19日)

 ドライフルーツ製造・販売の玉井フルーツ店(上田市)が、明治期に建てられた蔵を改装し、新しい店舗「UNITY0268SHOP」を開いた。旧北国街道柳町への入り口に当たる立地条件を生かし、ドライフルーツや地元産品を販売。今後、カフェも併設する考えだ。

 店舗は木造2階建て、延べ約400平方メートル。蔵の部材には1899(明治32)年と建築年が記されている。同社は中心市街地に構えていた店舗を2019年に移転。町田和幸社長(40)が業者の手も借りながら、敷地内にある蔵の改装を続けていた。

 店名は共同や団結を表す「UNITY」と、上田地域の市外局番「0268」を組み合わせた。同社のドライフルーツ約40種類に加え、上田紬(つむぎ)や地元産のワインも置いていく。カフェでは、ドライフルーツを使った焼き菓子などを販売する予定だ。

 同社は、晴天率の高い上田地域の気候を生かしてドライフルーツを生産。近くにある工場で、切り分けた果物を機械と天日干しで乾燥させている。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、巣ごもり需要の恩恵もなく、売り上げは減ったという。

 「欧米に比べ、国内ではドライフルーツがまだ一般的でなく、消費者のライフスタイルに溶け込めていない」と町田社長。「新店舗ではヨーグルトと合わせるなど食べ方の提案もしていきたい」と意気込んでいる。

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