高遠さくらホテル（伊那市高遠町）は２１日、テークアウトメニューを一新した。ピザや丼など約２０種類。支配人の伊東信介さん（３７）は「上伊那地域で（新型コロナウイルスの）感染拡大が進んで外食しづらい中だが、ホテル料理人の味を自宅で堪能してほしい」とＰＲしている。

　新たに開発したのは、甘辛いたれで６時間ほど煮込んだ「豚みそ角煮」の弁当や、マグロとシイタケのフライを盛り合わせた「マグカツ丼」など。ピザは２種類から６種類に増やし、「海老明太子(めんたいこ)ポテト」などテークアウト限定のメニューも加えた。近くの県営高遠ダムを模した「高遠ダムカレー」もある。

　午前１１時半～午後１時半に注文を受け付ける。高遠、長谷地域など近隣へは配達もしており、１５００円以上で配達は無料。午後５時半以降の受け取りは前日までに予約が必要。注文や問い合わせは同ホテル（電話０２６５・９４・２２００）へ。