大野市蕨生の道の駅「越前おおの 荒島の郷(さと)」が22日、開駅1カ月を迎え記念のミニイベントが行われた。同市在住の大道芸人ナツさん(25)がジャグリングなどの演技を披露、来場者を楽しませた。23日も行われる。
ナツさんは京都市出身で本名は上坊(じょうぼう)卓海さん。大学を休学し20歳で大道芸の本場・米国に渡った。アポロシアターで行われるアマチュアを対象にした週1回の大会で優勝した経験を持つ。2020年7月に大野市に移住し、国内のイベントなどで活動している。
ミニイベントは道の駅の指定管理者の主催。ナツさんは筒の上に置いた板に立ちながらのジャグリングなど、次々と大道芸を披露。子どもたちの視線をくぎ付けにした。23日は午前11時と午後2時からの2回行われる。
「荒島の郷」は県内17カ所目の道の駅で、県内最大規模。地元産野菜などの物販コーナーやアウトドア用品大手「モンベル」のストアが並ぶ。指定管理者の集計では1カ月で予想を上回る13万人が来場した。