絵画・造形部門の作品を鑑賞する来場者=5月22日、福井県福井市美術館

絵画・造形部門の作品を鑑賞する来場者=5月22日、福井県福井市美術館

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市美展ふくい2年ぶり開幕 美の表現追求429点一堂に

福井新聞(2021年5月24日)

 第34回市美展ふくい(福井新聞社後援)が5月22日、福井県福井市美術館で開幕した。新型コロナウイルスの影響で昨年は中止となり2年ぶりの開催。日本画や写真など7部門の入選作品と無鑑査作品の計429点を一堂に展示する。来場者は、美の表現を追求する作家の個性あふれる作品をじっくり鑑賞していた。入場無料で30日まで。会期中は無休。

 日本画、絵画・造形、彫刻、書道、工芸、写真、デザインの7部門に市内在住または通勤、通学する316人から365点の一般応募があった。最高賞の市長賞をはじめ入賞127点を含む入選336点と無鑑査93点を展示している。

 彫刻部門で市長賞に輝いた男性の「歩む」は、困難な時こそ自分の足で大地を確かめながら歩くことが大切との思いを込め、力強い表現で人の足を掘った存在感のある作品。

 縦横30センチ以内の平面や立体作品を公募した「小さな作品展」を併催している。

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