完成予想図上の「由布姫橋」を示す松瀬さん

完成予想図上の「由布姫橋」を示す松瀬さん

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名称「平山トンネル」「由布姫橋」に 諏訪湖SAのスマートIC周辺整備

信濃毎日新聞(2021年5月24日)

 岡谷市、諏訪市境の中央道諏訪湖サービスエリア(SA)のスマートインターチェンジ(IC)設置計画で、地元の岡谷市の小坂区対策委員会は23日、IC周辺に整備するトンネルと橋の名称をそれぞれ「平山トンネル」と「由布姫橋」に決めたと発表した。地区にある縄文時代の平山遺跡と、戦国武将・武田信玄の側室で地区に墓がある「由布姫」から名付けた。

 3月に募集し、応募73件の中から対策委が選考。23日、公民館で表彰式を開き「平山トンネル」と「由布姫橋」を応募した6人を表彰した。

 計画ではICと周辺の県道をつなぐアクセス道路(県道)を新設し、岡谷市側に平山トンネル(長さ120メートル)を造る。由布姫橋は、アクセス道路が市道(通称・鎌倉街道)の下をくぐる場所で、市道上に設ける。

 両案を応募した同市の松瀬春江さん(72)は「力強いイメージのあるトンネルと、地域をつなぐ橋にふさわしい名を付けた」。由布姫橋が採用された同市出身で埼玉県在住の大学生、味沢京妃(みやび)さん(19)は「観光客にも興味を持ってほしいとの思いを込めた」と話していた。

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