無料配布が始まった体験型観光を集めた冊子「ふくのね」の第6弾=5月24日、福井県福井市の県国際交流会館

無料配布が始まった体験型観光を集めた冊子「ふくのね」の第6弾=5月24日、福井県福井市の県国際交流会館

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福井会議所「ふくのね」第6弾配布 体験型観光87種掲載

福井新聞(2021年5月25日)

 福井県内の体験型観光プランを紹介する福井商工会議所発行の冊子「福井旅の体験手帖(てちょう)ふくのね」第6弾が完成し5月24日、駅などで無料配布が始まった。夏から秋にかけて楽しめる食や工芸、自然、歴史に関する体験メニューを掲載。2024年春の北陸新幹線県内開業に向け、内外に魅力を発信する。

 県内60事業者が参加し、87の体験メニューを用意した。内容は、甘エビ丼の調理体験(福井市)や笏谷石のコースター作り(同)、草木染体験(永平寺町)、シーカヤックツアー(小浜市)などさまざまで、忍者道場見学(若狭町)など珍しいプログラムもある。

 今回は、新たにウェブページや会員制交流サイト(SNS)で最新情報などを発信する。

 冊子は、県内の観光資源を掘り起こそうと18年から発行。半年ごとに、利用者のアンケートを基に新しいメニューを加えながら改良を続けている。24日は、参加事業者らの意見交換会が福井市の県国際交流会館で開かれ、これまでの成果や周辺事業者と協力した観光ツアーのあり方について話し合った。

 A4判30ページで1万部作製。福井、石川のJR主要駅や県内宿泊施設などで配布している。

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