イチゴ狩りが楽しめる南砺市福光地域の立野原観光農園(中道真由美園長)が、25日オープンした。地元の園児たちが訪れ、赤く色づいた実を頬張った。
同農園は露地栽培で、約20アールの畑に約3500株を植えている。「宝交早生(ほうこうわせ)」と呼ばれる品種で、甘くて柔らかく、そのまま畑で食べるのに適している。今年は5月に入ってから冷え込みや雨の影響で、生育が約10日ほど遅れた。
この日は、招待を受けた福野青葉幼稚園の年長児15人が畑に入った。赤いイチゴを見つけると摘み取り、口に入れていた。安田結奏ちゃんは「甘くておいしい」、荒尾琴理ちゃんも「いっぱい食べたい」と歓声を上げていた。高岡市の福岡幼稚園の年長児24人も楽しんだ。
同農園では、今シーズンのイチゴ狩りの予約受け付けは終了している。