珠洲市蛸島町の珠洲ビーチホテルは27日までに、海藻アカモクを使ったオリジナルドレッシング「能登の風雅(ふが)」の第2弾を売り出した。珠洲の海で取れたアカモクを、トビウオを使ったあごだし、いしるなど地元食材で味付けした。
奥能登の方言で「匂い」を意味する「ふが」から名付けた。アカモク独特の粘りを生かすことで食材に味が絡みやすく、サラダや冷ややっこ、そうめんのつゆなどに活用できる。
2011年に日本料理分野で「京都府の現代の名工」に選ばれた同ホテルの浅田尚彦料理長(同市飯田町出身)と、能登町当目のそば店「夢一輪館」店主の高市範幸さんが開発した。
同ホテルの売店で販売し、近く珠洲市野々江町の道の駅すずなりでも扱う。1瓶200㌘入りで800円(税込み)。