七尾市崎山地域づくり協議会は30日までに、恋人の聖地「恋する灯台」に認定されている同市鵜浦町の能登観音埼灯台に木製の展望デッキを設置した。七尾湾を一望でき、晴れた日には能登島や立山連峰を見ることができる。
能登観音埼灯台は、2019年に、周囲の海の景色がロマンチックだとして日本ロマンチスト協会(長崎県雲仙市)から「恋する灯台」に認定された。灯台からの景色をより楽しめるようにと、高さ約1メートル、広さ約4平方メートルのデッキを置いた。
同協議会は七尾市中心部から灯台までの道に案内看板を設置したり、周辺を花壇で彩ったりと、環境整備を進めている。同協議会の新田恭平さんは「七尾湾の素晴らしい景色を楽しんでほしい」と話した。