新たに認定された商品と作り手たち

新たに認定された商品と作り手たち

長野県 蓼科・八ヶ岳・諏訪 特産

独自性や文化表す3商品 SUWAプレミアム追加認定

信濃毎日新聞(2021年6月1日)

 諏訪市や諏訪地方の企業などでつくるSUWAブランド推進委員会は31日、諏訪地方の独自性や歴史・文化を表す商品を認定するブランド「SUWAプレミアム」に、新たに3商品を追加認定した。

 いちき糸店(諏訪市)の「八つ縄文織り」は、江戸、明治時代に諏訪地方で盛んだった手織りの技術と表計算ソフトによる柄の設計を組み合わせた。社長の高木義一朗さん(73)は「技術を広められるのでうれしい」と喜ぶ。

 樹脂加工の目黒工芸社(東京)の技術で「諏訪」などの文字を彫刻した箸置きやキーホルダー「諏訪アクリルラボ」も認定。同社の両角耕太郎・新事業開発室長(30)は「ものづくりで諏訪に貢献していきたい」と話した。

 そば店の田毎庵(諏訪市)が今年1月に販売を始めた、諏訪の風景や諏訪大社御柱祭を絵柄にしたポチ袋「すわぽち」もブランドに加わった。各商品は諏訪市の観光施設「SUWAガラスの里」(当面平日休館)などで販売する。

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