青空の下、半袖姿で散策する登山者 =立山・室堂

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富山県 立山黒部アルペンルート アウトドア・レジャー

アルペンルート50周年祝う 立山黒部貫光 室堂で式典

北日本新聞(2021年6月2日)

 富山県を代表する観光地、立山黒部アルペンルートが1日、全線開業から50周年を迎えた。節目を祝うように雲上は好天に恵まれ、登山愛好家が散策を楽しんでいた。室堂のホテル立山で記念式典があり、関係者はさらなる発展を誓った。 

 式で、ルートを運営する立山黒部貫光の見角要社長が「新型コロナウイルスによる大打撃をなんとしても乗り越え、大きな節目を次の世代への新たなスタートとしてまい進していく」とあいさつ。新田八朗知事や藤井裕久富山市長、舟橋貴之立山町長らが「世界から選ばれる観光地にしたい」などと祝辞を述べた。

 会場のスクリーンに半世紀の歩みを振り返るスライド写真が映し出され、立山ロープウエーの建設や立山トンネルバスの営業開始など当時の様子を紹介した。

 立山黒部アルペンルートは、1954年の立山ケーブルカー開業、64年の高原バス開業などを経て、71年6月1日に全線開業した。

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