蜃気楼で伸び上がって見える黒部市生地方面の護岸=7日午後3時5分ごろ

蜃気楼で伸び上がって見える黒部市生地方面の護岸=7日午後3時5分ごろ

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魚津の蜃気楼出現 最多タイ 今年29回目

北日本新聞(2021年6月8日)

 魚津市の海岸で7日、上位(春型)蜃気楼(しんきろう)が3日間連続で観測された。今年29回目で、1~6月の出現数は1992年の観測開始以降、最多タイとなった。

 6月は2、3、5、6、7日と既に5回出現した。蜃気楼を研究する魚津埋没林博物館の佐藤真樹学芸員は「蜃気楼の出やすい気圧配置が続いており、8日も出現の可能性がある」とし、「蜃気楼の当たり年」に期待している。12年ぶりに発生規模Aランクの蜃気楼が出現した2018年は、年間42回観測され、うち1~6月は29回だった。

 7日の発生規模は最も低いEランク。黒部市生地方面の護岸が伸び上がって見えた。

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